京都賞 授賞式参加報告

11月10日 国立京都国際会館グランドプリンスホテルにおいて、第33回が執り行われた。ノミネーターとして寄与してきた。今回が初めての参加となる。富士通の先輩である三村 髙志氏(株式会社富士通研究所 名誉フェロー / 情報通信研究機構 未来ICT研究所 統括特別研究員)が、「高電子移動度トランジスタの発明とその開発による情報通信技術の発展への貢献」として先端技術部門で受賞された。他、基礎科学部門 グレアム・カー氏「光合成の機能モデルの開拓と地球環境変化の科学への貢献」と思想・芸術部門 リチャード・タラスキン 氏 「音楽史研究と批評を通じて基本概念や作曲家像を決定的に更新し、音楽観の変革を促してきた知の巨人」が受賞された。式典は京都に相応しい華やかさを持って進行した。特に最後の子供達による合唱「美しい地球は誰の為」は、京都賞の理念である「人のため、世のために。」を見事にビジュアルとして皆の前に出現させた。晩餐会は、フレンチの食事もとても上品でありながら京都らしさを醸し出し、余興として芸者衆の踊りも見事であった。忘れられない一日となった。稲盛先生の理念である「利他の心」に少し触れることができ、とても感謝しています。

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